2月9・10日に中学二年生は鹿児島へ宿泊研修旅行へ行きました。初めての宿泊研修だったこともあってか、生徒たちは朝早くからの集合にもかかわらず、新幹線に乗る前から楽しみにしている様子でした。








鹿児島につくとまず昼食をとり、各クラスごとに桜島での火山体感ツアーと仙厳園へ向かいました。桜島へはフェリーに乗っての移動でしたので多くの生徒が甲板へ出て海からの鹿児島の景色を見ていました。



火山体感ツアーではフェリーで桜島へ渡った後、ガイドさんの案内のもと砂防センターと有村溶岩展望所に行きました。桜島の成り立ちや土石流の恐ろしさを学び、最後に桜島の火山を一望した時にはその壮大さに皆感嘆の声を上げていました。








仙厳園では集成館跡や島津家の御殿などの薩摩藩・島津家の歴史を堪能してきました。途中自由に散策する時間も設けられ、御殿の中をじっくりと見たり猫神社にお参りしたりと各々やり方で仙厳園を満喫できました。







夜のホテルでは楽しく食事をし、今日の出来事を話している生徒たちがいろいろな場所で見受けられました。






二日目はまず鹿児島市から南九州市へ移動し、知覧特攻平和会館へ訪れました。視聴覚室で講和を聞かせていただいた後に知覧から出撃した特攻隊の方々の服や遺書の展示を見て回りました。当時の写真や遺書を見て、2年2組の生徒は「自分とほんの数歳しか変わらない人たちが特攻へ行ったと知って胸が痛くなった。ここで聞いた話を消して忘れずに生きていたい。」と感想を述べてくれました。ここで芽生えた思いを胸に、家族への絵葉書も送りました。








午後からは再び鹿児島市内へ戻り、班別の研修でした。鹿児島ならではの食事やお土産に生徒たちは夢中になり、どの班も楽しそうに写真を撮っていました。







今回の宿泊研修で経験を得たと同時に反省も生徒たち一人ひとりにできたかと思います。今後の宿泊研修をはじめとする学校行事にこの研修で学んだことを活かしていってほしいと思います。