スクールレポート

中学生 性教育特設授業

7月5日(水)の6・7限に各学年ごとで性教育特設授業を行いました。

中学1年生は各教室で「思春期における体の変化」や「心の変化によって生じる悩みや不安」についての話がされました。特に、不安や悩みについて周りの人たちと話し合う場面が一番盛り上がっていました。アンケートデータで「不安や悩みが特にない」生徒たちが福岡市の中学校では16%のところ、大濠中学校の1年生では37%もいる事実に「大濠は平和だね」と驚いていました。また、反抗期が来ている自覚のある生徒もとても少なく、そこにも平和が現れていました。
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中学2年生は、各教室でスライドを用いた授業を行いました。最初に昨年度の復習として、「二次性徴による体の変化」の話がされ、その後は「生命の誕生」や「自己と他者を思いやる気持ち」をテーマとして思春期の心の変化についてグループトークなどを交えて授業が展開されました。中学生としての今は大人になる準備をしている大切な時期であり、自分の心と向き合って視野を広げることで、自分にも周りにも思いやる気持ちを持つことが出来るようになるということが学べた授業となりました。
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中学3年生は、本校視聴覚室にて、福岡大学医学部看護学科教授の佐久間良子先生に「性を考える~生きることの喜び、生命を大切にする心をもつ~」という題でご講演いただきました。子が生まれる際、親はもちろん、子自身も懸命に生まれてくるのだということや、これまで周囲のサポートを受けて大切に育てられてきたことを振り返ったあと、思春期・二次性徴期の最中である中学3年生の心と身体の在り方について学びました。友人関係や恋愛感情が自己の確立に大きく影響すること、自分や他者を守るための性の知識、性感染症の早期発見・早期治療の重要性について詳しく話をうかがい、生徒たちはこれからの人生をどう生きるべきか、それぞれの思いを新たにしていました。きらきらと輝く人生を送るために、健康に過ごし、たった一人の「私」を大切にして過ごしてほしいと思います。
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