スクールレポート
中学3年生 修学旅行
中学校2023(令和5)年10月25日
10月19日(木)から23日(月)にかけて、中学3年生は4泊5日の修学旅行に行ってきました。
初日は飛行機で福岡空港から羽田空港へ移動し、そのままバスで福島県いわき市のホテルハワイアンズへと向かいました。ハワイアンズでは1班5~6人の生徒に世界各国からの留学生1名を迎え、Emglish Activityを行いました。自己紹介をしたり、留学生の出身地域の文化について知ったり、様々なやりとりをすべて英語で行いながら、生徒は皆楽しく活発にコミュニケーションをとっていました。
夜にはホテル内の会場にてフラダンスのショーを楽しみました。生徒たちは客室内に用意されていたアロハシャツやムームーに身を包み、優雅ながらも迫力満点のショーに見入っていました。
2日目はバスで福島県双葉郡に移動し、東日本大震災・原子力災害伝承館や震災遺構浪江町立請戸小学校を訪れました。生徒たちは修学旅行前に被災した方からお話を聞いたり各自震災や原発事故について調べたりしていましたが、実際現地に赴いて伝承館や小学校で震災当時の状況やその後の様子を目の当たりにし、その被害の大きさに改めて衝撃を受けました。熱心に資料や建物を見つめる姿が印象的でした。その後のフィードバックではその日感じたことや得た知識を言葉にして整理し、自分たちにできることや自身の在り方についてより深く考えることができました。生徒からは、「原発の扱われ方から、物事の二面性について考えさせられた」「正しい情報の共有が重要だと思った」「日常を大切に生きていきたい」などの声が聞かれました。
その後、仙台のホテルに移動する前に松島観光を行いました。大きな観光船に乗って眺める松島の風景は美しく、生徒たちは写真を撮ったり窓からの景色を眺めたり、穏やかな時間を過ごしました。空には偶然虹が浮かんでいました。
3日目はまずバスで世界遺産の中尊寺に向かいました。輝かしい金色堂を見学したあと本堂を参拝し、お守りを買ったり御朱印をもらったりしました。参道は緑豊かで空気が澄んでいました。その後新幹線で北海道へと向かい、五稜郭タワーへと向かいました。展望台から眺める五稜郭はきれいな星形でした。新選組関連の展示も多く、生徒たちはお土産をじっくりと吟味していました。
夕食は函館ベイエリアで各自自由にとりました。生徒たちは名物・ラッキーピエロのハンバーガーなどの北海道グルメを楽しんでいました。風が冷たく、さらに途中から雨が強まったため、残念ながら函館山からの夜景観賞は中止となりましたが、ホテルでゆっくりと体を休めることができました。
4日目は函館朝市で各自自由に朝食をとりました。活気のある朝市では、新鮮な海鮮や野菜がたくさん売られていました。生徒たちは温かいラーメンや新鮮な海鮮丼、かに饅頭などを食べ、そのおいしさに満足したようでした。
その後バスでルスツへと移動し、午後はラフティング・カヌー・マウンテンバイク・アイス作りとレザークラフトの4つに分かれて体験活動を行いました。冷たい雨が降る生憎の天候でしたが、普段体験できない諸活動を存分に楽しむことができました。
夜はルスツリゾートにてプロジェクションマッピングを楽しみました。寒い中でしたが、多くの生徒が広場に集まってアイヌの歴史にまつわる幻想的な映像を思い思いに楽しみました。
最終日はまずバスでノーザンホースパークへと向かいました。馬や羊、牛が放牧される敷地は広々として気持ちがよく、生徒たちはいろんな種類の自転車に乗って園内を巡ったり、かわいいポニーショーを楽しんだりしました。
その後新千歳空港へ移動し、北海道グルメを楽しんだりお土産を購入したりして、飛行機にて帰福しました。たくさん楽しい思い出を作って、無事に笑顔で帰ってくることができました!