3/8（金）に大濠中学校総合文化発表会が行われました。美術作品の展示や総合的な学習の時間で研究したことの発表などを通して、今年度の生徒たちの活躍を振り返ることができました。

開会式の後、第１０回英語スピーチコンテストが行われました。各学年から４人の生徒が選ばれ、Keyｎoteを用いながら英語で自分の考えを主張しました。どの発表にも話し方や表情に工夫があり、一人一人の情熱や深い考えがよく伝わりました。司会の2人のユニークな進行も印象的でした。１位となった３年生の花田さんは、AIと人間の関わりについて力強く述べました。
次に、中学2年生が企業訪問をした際の経験をまとめ、発表しました。訪問した企業は西日本鉄道、西日本シティ銀行、福岡銀行、GoodDay、九州旅客鉄道、西部ガス、LINEヤフーコミュニケーションズです。生徒たちは企業での経験を通し、仕事に対する考え方をよりポジティブなものに変えたようでした。また、自身が働く姿を想像し、これからの学びに結びつけて考えていました。


中学3年生は班ごとに気になる職業を調べました。その中から、「グラフィックデザイナー」、「建築士（宮大工）」、「外交官」を調べた班が代表として発表しました。寸劇を交えたような発表もあり、聴衆を引き込みました。また、司会の2人によるパフォーマンスがあり、会場がとても盛り上がりました。

また、中学3年生は道徳でマナーアップ動画を作成しました。その中から何本かの作品を上映しました。生徒たちのマナーへの意識が向上したはずです。

また、3年生の西村さんが発起人となり実現した、NHKアナウンサーの一橋忠之さんの講演会について、西村さん自身がその経緯や内容を振り返ってまとめ、発表しました。西村さんの熱い思いと、一橋さんの優しさや思慮深さが伝わる発表でした。

その後、生徒会企画にて「3年生を送る会」が行われました。大濠中学校にまつわるクイズが盛り上がり、1.2年生らしく元気に送り出してくれました。3年生はこれからも頑張れそうです。

昼食をはさみ、午後には現在東京大学や九州大学、佐賀大学、広島大学に通っている5人の卒業生によるホームカミングデーが行われました。中学生の質問に答える形式で進められ、勉強法や睡眠時間、部活動、受験に役立つ知識などをたくさん話してくれました。楽しい大学生活を送る先輩たちの姿は励みになったはずです。また、大学生になっても仲良く過ごせる大濠中学校の仲間を改めて大切に思う時間となりました。

副校長先生からの講評や表彰が行われ、総合文化発表会は幕を閉じました。運営を支えた文化委員や放送委員をはじめ、大濠中学生みんなのがんばりが光った発表会となりました。