スクールレポート

中学校 性教育特設授業

7月3日(水)の6・7限に中学校では各学年ごとに性教育特設授業が行われました。

 中学1年生は「第二次性徴における心と体の変化を知る」をテーマに、各教室で担任が授業をしました。思春期は体の変化にともなって心にも変化が生じること、それによって出てくる心の揺れ動きは成長の過程で自然なことであるといった内容をスライドを使って学習しました。授業の後半では他者とのかかわり方についてワークシートに書くことで自分を振り返る時間を設けました。1年生は入学して約3か月が経とうとしています。環境だけでなく身体や心にも変化が見られ、戸惑うことも多いと思いますが、なりたい自分になるためにも自分や周りの人々のことをよく知って素敵な学校生活を送ってほしいと思います。
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 中学2年生は各教室で担任による性教育特設授業を実施しました。命の誕生の過程を学び、一人一人がどんなに頑張って産まれてきたのか、どんなに大切な存在か、再確認できました。また、「好きなもの」の共有を通して、自分自身だけでなく、同じように周りの人の「好き」を認め合う様子がありました。自分だけでなく周りの人の気持ちを尊重しながら、お互いに成長できるような関係性について学ぶ良い機会になりました。

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 中学3年生は福岡大学医学部看護学科教授である佐久間良子先生に生命の誕生から思春期、性感染症について、そしてこれから生きていく上で大切な事について講演をうけました。3年生は思春期にあたり、成長途中でありながら心や体の変化を感じる時期であり、友達関係などを通じて自分のアイデンティティーを確立し始め、「恋心」に目覚める時期でもあります。しかし、まだまだ思考は未発達であるために興味関心に任せては失敗や問題が起こりやすいので、周りに流されず責任をもって自分らしい生き方を考え、適切な場所で正しい知識を得ていく事が重要であると話してくださいました。生徒たちは自分の体を自分で守れる大人になるために知っておくべきことや考えるべきことを学ぶことができました。
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