スクールレポート

アカデミア講座⑤

12月7日(土)14時より「アカデミア講座⑤」が大会議室・視聴覚室にて行われました。今回の講師の先生は、本校一貫卒業生のお二人で、将来医療関係の仕事につきたいと考えている中高生の希望者たちがたくさん参加しました。

はじめに、田中校長から講師のご紹介と、「将来設計に採り入れるよう、この時間を大切に、しっかりと学んで下さい」というお話がありました。
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最初のお話は、「医学部を目指す君たちへ」と題して、昨年本校を卒業したばかりの一貫23期生 楊 佳己(よう・よしき)さんが、現在通われている福岡大学医学部医学科での1年目の勉強内容や課外活動などについて親しみやすく紹介して下さいました。
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聴衆の後輩たちに向けて、大学によって教育カリキュラムが異なるので、オープンキャンパスに行ったり、大濠から医学部に進んだ先輩達の話を実際に聴いてみるなどして、6年間通い続けることのできる、自分に合う志望校を決めたほうがよいという助言をして下さいました。また、ご自分が受験生のとき、塾でしっかり勉強し、自宅では勉強せずくつろぐというようにメリハリをつけることで集中力を上げることができたことも教えて下さいました。

お二人目は現役医師でいらっしゃる、一貫16期生の山本 有紗(やまもと・ありさ)先生(済生会福岡総合病院臨床教育部医師)が「ライフワークとして医師を選ぶということ」と題してご講演下さいました。
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受験生当時の学校での過ごし方や勉強について、佐賀大学医学部に合格・入学され、どのような医学部生時代を過ごされたか、そして医師国家試験についてや、合格後の研修医生活について、順を追って詳しく教えて下さり、受講生たちは熱心にメモをとりながらお話に聴き入りました。山本先生は「医師のキャリアは一生かけて積むもの。働き方改革の世の中ですが、医師は命を扱う仕事なので、目の前で苦しんでいる患者さんがいるのに定時で帰りますとはいかないこともあります。自己犠牲は多くあり、楽に稼げはしないけれど、自分のライフワークとしてやっていける、やりがいのある仕事です」と、安易に選べる仕事ではないけれど、医師がいかにやりがいのあるお仕事かを分かりやすく教えてくださいました。

受講生は中学生も高校生も熱心に質問をし、先生も快く答えて下さり、非常に実りの多い講演会となりました。
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楊さん、山本先生、ありがとうございました!
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