スクールレポート
第26回アドレッセンス講座
高校2025(令和7)年2月1日
2月1日(土)、本校アリーナにおいて、高校1・2年生を対象とした「第26回アドレッセンス講座」が実施されました。今回は、学校薬剤師の小松公秀(こまつきみひで)先生をお迎えし、「未来を守るための選択~薬物乱用問題のない未来のために、君はどうする?」という演題で、講演をして頂きました。
講演前半で「あらゆるものは毒であり、毒なきものなど存在しない。あるものを無毒とするのは、その服用量のみによってなのだ」という、16世紀ヨーロッパの医師・化学者であるパラケルススの言葉を紹介されました。様々な薬やサプリメントが氾濫している現代社会において、非常に考えさせられる言葉でした。また、アスリートを支えるスポーツドクターやスポーツファーマシストの話、能登半島地震における医薬品のサポートの話、身近な市販薬の使用について注意すべきことなど、様々な話を通して、「薬とは何か」という根源的なことについても踏み込んで考える良い機会となりました。その後の質疑応答も活発に行われ、有意義な時間を過ごすことが出来ました。