2023年3月9日（木）に中学校で総合文化発表会が行われました。開会式後の校長先生のお話では、「総合文化発表会は、中学全体で一つの企画を作り、個人の作品や発表を全体で共有する場です。自分がするべきことをやり遂げましょう」と話されました。
　午前中の部では、はじめに「第9回英語スピーチコンテスト」の発表が行われ、各クラスから選ばれた合計12名のスピーチが披露されました。その後の中学2年生の総合学習の成果発表では、SDGsから各班が目標を1つ選び、その目標について調べた内容が発表されました。スピーチや学習発表に合わせてスライドも作成され、聞いている人が楽しめるように、発表の仕方やスライドに個性豊かな工夫がされており、それぞれとても充実した発表となりました。
休憩時間には技術や美術の授業で作成した作品や理科の課題、自然科学部の展示などを見学する時間が設けられました。

休憩後は中学3年生の発表が行われました。最初は音楽発表会で、第1部では3年生による有志演奏ピアノ独奏やバイオリン独奏が、第2部では合唱同好会3年生による演奏が見られ、素晴らしい音色や歌声に生徒たちは聞き入っていました。
そのあと、中3総合学習の成果発表では大学の学部について調べたことを発表し、経済学部や美術学部の魅力といった興味の惹かれる内容が話されました。大学の話は次の大阪大学研究プログラムへ続き、こちらもまた熱のこもった発表が展開されました。


午前の部の最後は生徒会企画となる3年生を送る会でした。1・2年生の司会で、大濠に関係するものや雑学についてのクイズが出され、生徒たちが楽しそうにクイズを解く様子が見られました。
午後はホームカミングデイの時間でした。今回は20期生の五名が訪れてくれました。質疑応答の時間では「英検は何級まで取得したか」「ゲームなどの誘惑に勝つにはどうしたらよいか」といった勉学に関する質問から、「中学時代に一番楽しかったことはなにか」「失敗談を教えてほしい」といったプライベートについての質問までされ、どの質問にも快く答えてくれました。「中学生時代にしなかったことで後悔をしたことはありますか」という質問に対して、「本気になれることへの取り組みが遅れたことは今でも後悔をしている。どんなものでもいいから、とにかく本気になってほしい。中学生は才能を伸ばす時期だと思うので、君たちは存分に頑張ってほしい」と答えてくれました。


閉会式では校長先生の講評と英語スピーチコンテストの表彰がありました。一年の総決算となる総合文化発表会を終えて、生徒たちは次の学年へとステップアップしていきます。