スクールレポート
中学 総合文化発表会
中学校2025(令和7)年3月7日
3月7日(金)に本校アリーナで総合文化発表会が行われました。
会場には、生徒たちの美術作品や、画賛、スケッチ大会の作品などが展示されていました。
開会式の後、英語スピーチコンテストが開催されました。各学年から4人の生徒が選ばれ、学校や生活に関する内容でそれぞれスピーチを行いました。どの発表も、表情やジェスチャー、スライドに工夫が凝らしてあり、生徒たちの考えや思いが観客の一人一人に伝わったことと思います。第1位を受賞したのは、2年1組 邱 君蕊さん。タイトルは、"Reading paper books is important even in a digital world."で、紙の本にしかない良さを熱く語りました。司会の英語の進行も明るく明瞭で、とても印象的でした。
中学1年生総合学習発表会では、中学2年生の企業訪問に向けて、自らの身近に起こる社会問題とその解決策を発表しました。生徒たちは緊張した様子でしたが、発表が終わった後には、自分たちの意見を自分たちの言葉で発表することに達成感を感じた様子でした。多くの生徒にとって初めての発表会だったと思いますが、自主性と自信を身に着ける良い場になったと思います。
中学2年生総合文化発表会では、企業訪問で10月に訪れた各々の企業について発表を行いました。企業訪問の報告と感想はもちろんのこと、「働く」ということについて派生して考えている班もあり興味深く、こちらも考えさせられるような発表となりました。スライドのデザインやクイズなどユニークな内容で盛り上がりを見せていました。
中学3年生総合文化発表会では、シンガポール・マレーシアでの修学旅行の体験をもとに、ビジネス案を発表しました。マレーシアでスコールに遭ったことから靴底を取り換えることができる"シューズ"を提案する班もありました。終始、明るくユニークな様子で笑いの絶えない発表になりました。
その他にもフィンランド研修報告、3年生を送る会、ホームカミング・デイが行われました。フィンランド研修報告では、2年2組の近藤輝俐さんが今夏に訪れたフィンランドでの体験を印象的に残った言葉とともに発表しました。発表を聞いた生徒たちにとって、自己成長について考える機会になれば嬉しいです。続けて、3年生を送る会では教員の示すジェスチャーを当てるジェスチャーゲームが行われました。教員の授業以外の様子に、会場は終始大盛り上がりでした!最後にホームカミング・デイでは、京都大学の先輩方や医学部の先輩方から大学合格までの道のりを赤裸々に伺うことができました。また、大学生になってからの生活や体験も伺いました。卒業生ならではの近い距離間で本音をさらけ出してお話いただけたことは、生徒にとっては、大濠生ならではの貴重な体験の一つになったと思います。